
デザフェスVOL.50終了しました。
今年もブースに沢山の方が物珍しげにお越しいただき、大盛況で終える事ができました。
最初 ?? な方も説明させていただくと !! になる瞬間が嬉しいです。
「使ってます」「もったいなくて飾っています」
というお言葉、感動しかありません。本当にありがたい。
お越しいただきました方、改めてありがとうございました!
デザフェスもう開催50回目なんですね。
もっぱら見る専だったのですが、 いやはや今や出品側になろうとは。
年々出品者、来場者も増え、拡大し続けていますね。
『アジア最大級のクリエイターズマーケット』とうたうだけあるかも。
ご自身で作家をやられているであろうお客様も多く見受けられるデザフェスですが、
作業環境の質問をされたり質問したりといった交流も楽しいものです。
初参加時には「縫製こうしたら良くなりますよ」等貴重なご意見頂いたりで、
独学でやっている身としては勉強になるばかりです。
こういった展示即売会はある意味技術とアイデアのオープンスペースなので、似たような物を作られる作家さん、自身の参考に見に来られる方が多いのも事実。
芽が出ないアイデアの種を悶々と抱えたまま見に来て、まさにそれを実体化されている作家さんを見て愕然する なんてしょっちゅうです。
「新しいアイデアですね」「今まで無かった面白い商品ですね」なんて言われれば当然嬉しいですが、
MATAGIも決してゼロベースからのアイデア商品ではありません。
展示会やプロパー品、過去の優れたプロダクトも含め小さな種を集めて品種改良した末に
生まれたものです。
パクリとインスパイアは違うとはよく言われますが、世の中のほとんどが
“似たようなもの”
で出来ていると思っています。
かといって今まで世の中になかった“全く新しい何か”を産んだところでそれを理解してもらうのは容易ではない。
1を1そのまま真似するのではなく、作家のフィルターを通した時に似て否なるモノを生み出す作業が難しく、楽しいのです。
いろんな味や形の違う美味しいものをたくさん食べて咀嚼して、
うん○が出るか、ダイヤを錬成できるか。
自分が考えている事は世界のどこかで誰かも考えているというのが持論です。
当人が知らないだけで、既にあるかもしれない。
なので、できるだけその時点での最善を早くアウトプットする事を心がけています。
なんだか偉そうに作家論を語ってしまいましたね、、すいません。
また気が向いたらデザイナーとしてのバックグラウンド話するかも。
よっぽど物好きしかこんな所見ないでしょうし。
いつまで作り手を続けるかは分からないけど、
親しみやすく、ちょっと未来な物を作りたい。
これからもトライ&エラーを繰り返していく一生になりそうです。
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